囲碁ってどこで終局になるんですか?
囲碁を勉強しています。打ち方は大体わかったのですがどこで終局になるのかわかりません。入門書にも終局図だけ乗っていて具体的にどこで終わるのかとか書いていないのでわからないです。
終局図には、まだ打てるところがあるにもかかわらず終局になっています。
たとえば、白の陣地の中に黒を打っても結局とられるだけで陣地を崩せないってことなんでしょうか??
どのあたりで終局になるのか具体的に教えてください。
また、わかりやすい説明のあるサイトとかもあれば教えてください。
私も一緒に打っている友達もド素人なのでまるでちんぷんかんぷんです。
よろしくお願いします
駄目が全部詰まっている状態を前提にしますと、白地のなかで黒が生きられるかもしれない、あるいは白石を取れるかもしれないと思ったら、黒は打って構いません。
白は応じる必要がないと思ったら、「パスします」と言い、続けて黒に打たせて構いませんが、黒を確実に殺すまでは、応手を打ったほうがいいかもしれません。油断していて生きられてしまうことがあるからです。
いつまでもパスしていたら二眼作られてしまいますので、どこかで応手することになります。
白がどこで手を入れるべきかは「読み」になります。
パスするか応手するかは、一手ごとに変えても構いません。
パスするか、応手するかは、目算をしてみて自分が勝っているかどうかを判断しないと決められない場合もあるでしょう。
白がパスを続けて、それまでに黒が打ち込んだ石に二眼できないときは、黒が打ち込んだ石はすべてプレゼントになります。
黒が打ち込んで、そのつど白が応手した場合は、黒に活きられさえしなければ陣地は変わりません。白が手を入れた分、黒も持ち込みになっていますから。
黒がもう活きる手がないとあきらめたら、その時点で、「終わりですね。」と両者が確認しあって、終局になります。
結局、両者が合意
したら、おわりです。打てる手があっても相手がきがつかずにおわったり、逆に、
えんえんとうったり(ネットでは多いです)することもあります。
盤上に、もう得になる手がどこにもなくなった(ダメしか残っていない)ときに、「(もう打って得する手が)ありませんね。」とお互いに確認しあって、その碁は「終局」になります。
本に書いてある「終局図」は、まさにそういう状態のはずです。
ここで、片方の人が相手の地に「手がある」と思い、相手は「手入れは必要ない」と思い、手抜きをしていたときが問題になります。
外のダメが詰まっていない状態でも「手がある」と思ったら、終局前に打っていって構いません。
むしろ、打っていって相手の地を荒らすことができるのなら、もっと早く中盤のときに打つべきです。
ご質問のことは、お互いに「相手の陣地の中に打っていっても結局は手にならない」と思っているということになります。
通常は、「欠け目」をついでいない状態、「手入れ(外側のダメが詰まると手を入れる必要があるところ)」に手を入れていない状態で、終局となります。
そして、終局してから、ダメを詰めていく作業の中で、「欠け目」をついだり、「手入れ」のところに手入れをします。
ダメを詰めていく場合も、相互に一手ずつ着手していきます。
ごくたまにですが、外側のダメが詰まってから、「欠け目」のところに打って、相手の石を取ったり、「手入れ」のところに、手を入れていったりするのを見かけます。
このようなことは、どれも「マナー違反」です。
そのようなときは、相手が気がつかなかったら、「ここがアタリですよ」とか「ここは手入れが必要ですよ」と教えてあげます。
ネット対局での「終局」は少し異なります。
「欠け目」のところはツグ、ダメが詰まると手入れが必要なところは手を入れてから、お互いにパスして終局となります。
お互いに打っても得に成る所が無くなったら終局です。最近は交代で最後まで駄目を詰めます。
駄目=お互いの損得に関係ない所を駄目と言います。
http://playgo.to/interactive/index-j.html
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