2012年5月3日木曜日

布石の重要度について質問です。

布石の重要度について質問です。

今、囲碁を始めて5~6日です。ソフト相手に9路盤で練習しています。



棋力は大体igowinで16~15級程度だと思います。



igpwin以外に日本棋院で配布されているフリーの9路盤のソフトで練習しています。



ソフト相手に何度も打っているうちに感じてきたのですが、マスが少ないほど布石の段階でほぼ勝負が決まると感じました。



マスが少ないほど布石の良しあしで勝負が決まると考えて良いのでしょうか?



それともまだ私の石とりの技術が低いためにそのように感じるのでしょうか?



また、囲碁の本を読み漁り

「基本ルール」

「囲い・ツギ(カケ、カタ)・キリ・コウ(コウダテ)・セキ(まだ怪しい)・眼(2眼) 等」

「シチョウ・ゲタ・つるの巣籠り・追手がえし 等」

「ハネ・ノビ・スベリ 等」

を学びそこそこ打てるようになったと感じて白星も増えていた(ソフト相手に)のですが、急に調子が悪くなりました。



そこで、ふと布石に気を使ってみたらかなり調子が良くなりました。



今後もまた壁にぶつかることがあると思うのですが、布石の次に何を注意して学習したほうが良いでしょうか?



経験者の方ご教授よろしくお願いします。







私が入門した頃は9路盤や13路盤は無かったのでいきなり19路の実戦でした。9路は初心者に手ほどきするとき以外に使ったことは無いのですが、盤面が狭くなればなるほど布石よりも石の死活が勝負に直結すると感じています。9路盤ではいきなり死活がらみの緊迫した勝負になり、布石で自分の個性を表現する余地はほとんど無いと思います。だからこそ正規の19路盤の布石は面白い、と言えます。

また質問者は、布石の次に定石の勉強をとお考えのようですが、これは少々違います。定石と布石は不可分の関係にあります。大抵の人は「定石を勉強したけどさっぱり相手がその通り打ってこない、役に立たない!」と憤慨するのです。定石の定義は難しいのですが、「部分的にそこそこの分れ、よくある形」とでも考えておけば大きな間違いではないでしょう。だから定石どおりに打っているうちに知らず知らず形勢が悪化した、ということがよくあります。定石と布石は「序盤」という括弧でくくって同時に勉強すべきものです。

私は初心者にはこう指導しています。「日本棋院発行の定石ハンカチに基本定石が50ばかり載っていますからそれを一晩で覚えてビールをグッと飲んで寝なさい。すると翌日の朝には半分忘れていますがその残り半分でもって飛躍的に棋力向上しますよ」と。

なるべく早く19路に進むと「碁は布石(=序盤)で悪くすると挽回困難なものだな」と悟るようになるし、碁がもっともっと楽しくなりますよ。








度の程度覚えたら普通にプレイの部分だけ。

そろそろ人相手に19路盤でチャレンジして宜しいかと。

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