2012年5月4日金曜日

<囲碁> タイムトライアル、つまり、定石、詰碁、手筋の問題が数十問ずつパックに...

<囲碁> タイムトライアル、つまり、定石、詰碁、手筋の問題が数十問ずつパックになっている。それを何分で解き正解が何問あったかで段級位の目安にする・・・この方式の訓練ってどうなのでしょう。

読みなんてまるでしません。あくまで直感力だけの訓練のように思いますが、棋力向上への成果はどうでしょうか。







あくまで棋力判定用に使うのがよろしかろうと・・・

なぜなら直感で正解できない問題は実戦でも正しい着手に至らないだろうから。

唯、間違えた問題を何回も復習することで棋力向上には繋がるものと思われます。

タテマエはそうですが、あれって、センター試験の択一試験に似ていませんか?

制限時間内に沢山の問題処理能力を試し、総合能力を判定する。

同じような問題が毎年出題されることから、数をこなせば有利ですが、総合的基礎力が

備わっていないと高得点は期待できない。

そうした意味では棋力判定用には極めて客観的でよろしいのではないでしょうか。

超難しい詰碁問題が本格的読みの力を試す棋院入門の際の論文問題だとすれば、

パック式は将来可能性のありそうな者を大雑把に探す短答足切り問題といった程度に

理解したほうがよろしいのでは。

でも、あのパック式は結構楽しめますよ。思いもよらず高得点をとって「私4段以上」なんて吹聴

できたりすれば、そりゃあ運良く合格できた学生気分ですもの。

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