2012年5月4日金曜日

囲碁でヨセについて勉強しようと考えています。 棋力は初段前後です。 候補として...

囲碁でヨセについて勉強しようと考えています。

棋力は初段前後です。

候補として考えてるのは

1、碁の計算学入門 (MYCOM囲碁文庫シリーズ)(文庫)

石田 芳夫 (著)


2、王銘〓これを伝えたい〈1〉ヨセ・絶対計算―あなたは「一目」を理解していますか? (MYCOM囲碁BOOKSシリーズ)



この2冊なのですが、みなさんのオススメはどちらでしょうか。

また、他にオススメな棋書がありましたら教えていただけると幸いです。

よろしくお願いします。







工藤紀夫の『二子強くなるヨセ学』がおすすめです。



「7子がアタリになっています。魅力的ですね。」から始まる導入部分がとても面白くて印象に残っています。



ちなみに王メイエンの本は私も強い人(東洋8段ぐらい)から奨められて読んだ事がありますが、難しいです。

そもそもヨセの出入り計算の仕方というものは、数学の確率の期待値と似通っている部分があり、理解にはどうしてもその辺の能力を問われる事もあります。

特にコウが絡んでくると、1手の価値が6目と1/3とかどうとか、本当に頭が痛くなります…。

いちおう九大には入った私の頭でもちょっと理解が難しかったので、それ以上の頭を持った人じゃないと厳しいかもしれません。








自分のオススメは 「大ヨセ」集中講義 と言う本です。

この本を2段くらいで読んで元院生の人と打ったとき

ヨセだけなら○○○(5段くらい)より上手い。と褒められました。



実際大会で打って中盤酷かったけど

マジでこの本のおかげで逆転勝ち(1目半)することができました。



なのでこの本がオススメです。







私は「1、碁の計算学入門」の方がアマチュアにはわかりやすいと思う。その理由は、1は出入り計算を採用しており、「2、王銘琬これを伝えたい〈1〉ヨセ・絶対計算」は見合い計算について述べてあるからです。実を言うと私は見合い計算について説明できるほど詳しくないのですが、今まで出入りで計算してきたので考え方にちょっと違和感を覚たのは事実です。TV解説者が「この手は何目」などと説明しているのは殆んど出入り何目の意味です。

1以外で私がおすすめするのは同じ著者の「石田の次の一手何目?(正・続)」です。ヨセばかりではなく、序・中盤についても、「空き隅が何目、辺の大場が何目」と明快に述べてあります。

0 件のコメント:

コメントを投稿