幽玄の間で25級でデビューしました。先日初めて同じ25級の方と対局したのですが200目近く差がついて負けてしまいました。
9路盤の対局なら慣れているのですが、19路盤は広くて何が起こっているのかさっぱり解りません。
NHK学園の通信教育「梅沢由香里のはじめての碁」から始め16級に認定され、その後「みんなの囲碁入門」と「梅沢由香里流・すぐに打てる9路盤」を読破しました。なぜか日本棋院の級位認定問題では4~12級を行ったり来たりしています。
普段はソフト「やさしい囲碁指導対局」(MYCOM)相手に9路盤をメインに、そして19路盤もヒントをもらいながら打っています。また上記ソフトの簡単布石・簡単定石・簡単手筋・簡単詰碁は、ほぼ完ぺきです。ですが実際の19路盤の対局となると星に石を打つまでで、それ以降の布石も手筋も何にも解りません。パニック状態です。
「マイコミ囲碁文庫シリーズ 世界一やさしい手筋と詰碁 スラスラ解ける318題」、「ひと目の手筋」、「ひと目の詰碁」、「石倉昇のこれでOK初級突破法〈基礎編〉〈応用編〉」、そして「梅沢由香里のステップアップ囲碁講座全4巻」の購入を考えているのですが、どれが自分に一番必要なのかわかりません。お薦めの本があればどうか教えて下さい。
幽玄の間7段の者です。
対局デビューおめでとうございます。
棋力認定の原因は、実戦感覚の不足にあります。
日本棋院の認定問題はもちろん正確な基準です。
技量的にも4~12級はあるんですよ。
ただ、認定問題自体は局部のみの問題です。
「布石」の問題があったとしても、それも200数手の1手です。
要は、一局を打ち切る経験と技量が足りていないということなんですね。
ではどうすれば良いのでしょうか??
まず! ソフトはあまりオススメできないんです。
現在のソフト技量だと、局部の定型と考えられる場所でも 結構トンチンカンな手を打ったり・・・
それは上達を妨げてしまうことになります。
「結局自分より強いから・・・」とか思って頻繁に使っては 以外と棋力は向上しないんですヨ><
次に、購入を考えているという質問がありました。
オススメは
「マイコミ囲碁文庫シリーズ 世界一やさしい手筋と詰碁 スラスラ解ける318題」
「石倉昇のこれでOK初級突破法 基礎編」
「梅沢由香里のステップアップ囲碁講座全4巻」
の3つです。
この3つは見事に基礎分野を履修できるのではないかな?と思います。
「ひとめの手筋」と「ひとめの詰め碁」は ちょっと今では高レベルかな?とも思いますね~
では 先ほどの話に戻ります。
「一局を打ち切る経験と技量」
これを鍛えるのには プロの打った碁を並べる 棋譜並べ という作業が一番効果的です。
私が特にオススメするのは 武宮正樹九段 です。
かなり簡明な碁を好みます。
また 三連星という有名な布石の場合は 石の流れがよく分かるうえ、基本定石もよく出てきます。
基本定石事典も良いですね。
◆◆ のマークがついているものを一通り見るだけでも確実に上達します。
定石の典型例が多いです。
最後は 実戦!! 実戦経験は非常に重要です。
でもただ打つだけではいけません、自分の知っている知識を十分に活かして打つんですよ^^
<まとめ>
1 ソフトからちょっと離れよう
2 3つの種類の本で勉強しよう
3 基本定石も習得しよう
4 実戦も重要!!
上手くいけば1年で初段も夢じゃありませんよ~~
【補足回答】
強い人の観戦は必須ですね
対局も多くこなすにはやはり有料会員であったほうが良いと思います><
質問を活用してがんばって上達していきましょう^^
囲碁の棋力は単純なものではなくて1局の中でいろいろな面が要求されるので、あなたはまだ絶対的に足りてない部分が大きくありそうですね
でも凄く勉強熱心なようだし基礎も自分なりに頑張って勉強したようなので、あとはその足りない部分を身につければ、すぐある程度の強さまで棋力が跳ね上がると思いますよ!
本でのオススメはそのあなたの悩み通り、19路盤での布石の打ち方+その後までを分かりやすく説明してくれているものがいいです
「ヒカルの囲碁入門 実戦編」を読んだことがありますが、最初の基本的な打ち方や考え方から最後のヨセまで読みやすく書いてあると思います。その本一冊をマスターして実戦でも使えれば初段になれるような内容です
布石の基本は空き隅→シマリ→ヒラキ、その後も大きい所から。もちろん単純ではないんですが
19路盤で広いとどこが大きいのか、さらに大場より急場を先に打つべきなんですが、そういうとこがまだ慣れていなくてよく分からないんだと思います
一つ言えるのは、本での勉強もとても役には立ちますが、何よりも実戦と経験が大切です
まだ普段は9路盤をメインにやっているそうですが、もう9路盤はやめましょう!本物の囲碁は19路ですし、9路は入門者用としてや、遊びみたいなものです
もちろん19路で普通に打てる人や、凄く強い人でも、たまに9路を打ってみたって読みの勉強にもなるし決して悪いことじゃないんですが
今のあなたにとっては9路盤をメインに打ち続けるのは害悪とまでは言いませんが不効率な時間の消費というか、成長の妨げになるだけだと思います!
CPU相手の対局も最初に慣れる為に打つのはいいですが、それ以降あまり打たないほうがいいです。弱いし同じような打ち方しかしないので。現在のトップレベルのCPUならKGS5段レベルの凄いのもいますが
とにかく人といっぱい打つことです。囲碁教室なら上手く教えてくれるでしょうし、碁会所・ネット碁などで指導してくれる人が見つかるととても良いんですが
あと、打っていて大差がついているなら最後まで打たずに投了したほうが打っているお互いにとって良いです
それで何がダメだったか反省して検討して(自分ではよく分からなければ検討はほどほどにして)どんどん次の対局をしていったほうがいいです
ちなみに通信教育や棋院の級位認定問題は目安でしかありません。実際の対局で発揮できる力が棋力です
補足
ネット碁なら総合的にはKGSが1番良いと思います。無料で制限もなく高機能です
KGSホームページ
http://www.gokgs.com/
最初はゲストで入るんですがPCか携帯のメールアドレスがあればユーザー登録できます。その後入りなおせばアカウント名の横に[?]が付くので、そこからがスタートです。自由碁ならゲストのままでも打てますが
R(公式戦)の勝敗・相手のランクによって自分のランクが変動します
KGSのソフトなんですがこれをインストールしてここからKGSログインするとより便利だし高機能になります
↓
CGoban3
http://www.gokgs.com/download.jsp
プロの棋譜を並べると、対局の流れがつかめると思います。
http://jad.fujitsu.com/event/2010/igo/kifu.html
プロの棋譜を並べれば、部分ではなく碁盤全体を意識できると思います。
19路盤をなさるなら、プロの棋譜並べがおすすめです。
終局まで並べるのは時間がかかるでしょうから、途中まででもいいです。
布石中心に何度も並べていくうちに、効果が出てくるはずです。
『マイコミ 世界一やさしい手筋と詰碁 スラスラ解ける318題』がいいと思います。
それと、『高尾紳路の布石入門―初級から初段まで』という布石の本がありますので、おすすめします。
初めは誰もが右も左もわからないところから始めたはずですから、
horeteruさんもあきらめなければきっと上達しますよ。
上記の本でお勧めは、問題集として、「マイコミ囲碁文庫シリーズ 世界一やさしい手筋と詰碁 スラスラ解ける318題」です。問題そのものは、初心者レベルなので、簡単すぎますが、パターン別に問題が整理されているので自然とパターンを覚えられるようになっています。そのパターンを身につけるようにしましょう。そして実戦で発見できるようにしましょう。(石が混んでくると意外にも気がつかないことがよくあります。)
それと一緒に「梅沢由香里のステップアップ囲碁講座全4巻」を購入するのもよいと思います。(この本は持ち合わせていないので内容はわかりませんが、梅沢さんの書かれたものですので、良さそうです。)
詰碁の問題集なら、「ひと目の詰碁」よりも、「ひと目でわかるポケット詰碁200」のほうがよいです。(中古本しかないですが、初級者にはこちらの方がお勧めです。)
なお、本は2~3回位読むのでは足りません。たとえ答えはわかっていても、記憶を確かなものにする(つまり実戦で使える(発見できる)ようにする)まで、繰り返し読むのがよいです。今まで勉強した本やソフトも読み返した方がよいと思います。
なお、実戦では、勝ち負けよりも、本で学んだ基本通りに打つように心掛けるのがよいと思います。そして、とにかく実戦を数多くこなすことです。そのうちに相手の打ち方・パターンが見えてきます。
補足
無料会員でもよいと思います。対局を優先して、いまはとにかく数多く打ってみることです。有料会員の場合、棋譜を保存しておけることです。後で反省材料にしたいなら有料がよいです。
幽玄の間の他には東洋囲碁が良いですね、
同じ程度の実力の人と打つ時に白番と黒番が入れ替わるネット碁会所が良いのです。
お互いに真似し合って上達するのです。
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